広島県立技術短期大学校

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美鈴が丘高校科学部&技術短大コラボ企画 !7月6日の文化祭に向けて!

美鈴が丘高校と広島県立技術短期大学校のコラボ企画が  6 月 28 日に美鈴が丘高校科学部の地学教室にて開催されました。試作した「飼育カメの見守りシステム」を設置して科学部の皆さんで動作確認をしました。いよいよ文化祭発表へ総仕上げの段階に入ってきました。1週間前ということもあり、科学部の皆さんの文化祭へ向けて本気度、熱量が伝わってきます。

 

まずは「見守りシステム」試作版を教室のカメの水槽の場所に設置しました

前回のミーティングでカメを 24時間どこからでも観察できる「見守りシステム」には電子工作に使われるマイコンボード Raspberry Piにカメラモジュールを取り付け、製作してあります。そのRaspberry Pi本体をレーザー加工機で製作した支持部品でカメの水槽に合わせて大きさを設計したコの字型のアルミフレームの上部中央に取り付けました。夜間でもカメが観察できるように赤外線LEDもアルミフレームの両サイドに取り付けてあります。赤外線LEDはセンサによって暗くなると点灯するようになっています。Google のクラウドサービス Firebase へカメラ映像を送る、というシステムも調整を加えて無料のクラウドサービス内で出来るように、またトラフィック(ネットワークを流れる情報量)等の問題も解決できるようプログラミングを最初から作り直しています。利用者(観察者)はその場にいなくとも Web ブラウザ上でその画像をリモートでリクエストしてRaspberry Piがすぐにレスポンスできるようになっています。


 

手元のスマホに表示される遠隔カメラからノコノコ君(カメの名前)の画像が更新されるのを見て、生徒のみなさんも満足している様子でした。

 水槽全体を映すカメラ画角で取り付けることも出来ました。カメラや Raspberry Pi の固定も3Dプリンタやアルミフレームを加工してしっかり固定できました。 夜の教室は真っ暗でもノコノコ君(カメの名前)を観察することが出来ました。ネットワーク環境についても色々とやってみなければ学ぶことができない内容を勉強することが出来たので収穫が非常に沢山ありました。

なにより生き物を大切に育てる部員の皆様の優しい気持ちから、みんなで知恵を出して、より良いものをつくるために話し合いを繰り返して、「見守りシステム」を作れたことは大きな成果だったと思います。

今後、アルミフレームに取り付ける「カメの餌やり器」について、具体的にエサの形状や量、エサをあげるタイミングや頻度などについて話し合い準備をすすめていきます。本当にノコノコ君は科学部のみんなから大切にされていますね。

7月6日の文化祭で行う今回の活動の発表内容と体験コーナーについても話し合いました。

来週はついに文化祭、科学部では体験コーナーのサッカーロボットの準備も行います。

カメを 24時間どこからでも観察できる「見守りシステム」と、サッカーロボットを体験してみたい方は7月6日当日、ぜひ美鈴が丘高校科学部へ!お待ちしております。

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