美鈴が丘高校科学部と広島県立技術短期大学校がタッグを組んで、７月６日の文化祭にお届けした「飼育カメの見守りシステム」と「サッカーロボットの体験」。これらの展示は、文化祭の幕が上がると同時に大盛況で、最後まで訪れた人々の興奮と笑顔が絶えませんでした。

美鈴が丘高校科学部の皆さんと一緒に準備した展示室の入り口には、広島県立技術短期大学校とのコラボレーションを示すポスターが二枚誇らしげに掲げられ、訪れる人々を出迎えました。

美鈴が丘高校文化祭科学部展示室入り口ポスター

「飼育カメの見守りシステム」は、展示室の入り口ですぐに目に入る場所に設置されました。科学部の部員たちが知恵を絞り、試行錯誤を重ねて完成させたこのシステムが無事に稼働を開始し、スマホからアクセスできる状態に。説明用の資料や、アクセスを簡単にするためのQRコードも完備し、準備は万全です。文化祭が始まると、訪れた人々が次々と展示室に足を踏み入れました。

来場者の中からは「自分のスマホで見れるんですか？」と興味津々の声が上がり、用意したQRコードで実際にカメの様子をスマホで見守る体験を楽しんでもらいました。「いろんなペットにも応用できそう！」「夜でも見えるなんてすごい」「一家に一台欲しいですね」と感嘆の声が次々と寄せられ、部員たちの努力が報われる瞬間でした。

展示室の奥には、「サッカーロボット」の体験コーナーが控えています。

体験コーナーには途切れることなく行列ができ、用意していた１００個以上のスーパーボールの景品もすぐに無くなるほどの人気ぶり。コントローラを傾けると動き出すサッカーロボットに、高校生はもちろん、子供たちやその保護者も夢中になりました。手作りのサッカースタジアムの人工芝でロボットが足を取られ、難易度は少し高めでしたが、ゴールが決まると歓声が上がり、皆さんの笑顔が弾けました。

この文化祭を通じて、科学の楽しさや技術の素晴らしさを多くの人々に伝えることができました。美鈴が丘高校科学部と広島県立技術短期大学校の職員の情熱と努力が結実し、訪れた皆さんに感動を与えることができたことに感謝しています。これからも新しい挑戦を続け、もっと多くの人々に科学の魅力を届けていきたいと思います。

(文化祭の準備の様子)