ブログ
- コラボレーション
- インタビュー
- キャンパスライフ
技術短大&美鈴が丘高校「2024ロボットアイデア甲子園中国大会」出場!美鈴が丘高校は優秀賞(準優勝)!短大は審査員特別賞を受賞!
2024.10.11
10月5日(土)に当校の賛助会企業、三光電業様の本社で「2024ロボットアイデア甲子園地区大会」が開催され、技術短大1名と美鈴が丘高校の科学部から1名が出場してきました。
「2024ロボットアイデア甲子園中国地区大会」では審査員の前で5分間のプレゼンテーションを行い、この大会で最優秀賞(優勝者1名)に選ばれた者が、東京で12/7(土)に開催される「2024ロボットアイデア甲子園全国大会」に出場できます。中国地区大会の優秀賞(準優勝者1名)では全国大会に出場できないため、両校とも優勝を目指して放課後、学校に残り日々猛特訓しました。しかも、美鈴が丘高校は大会前日の金曜まで修学旅行だったので、前の週までにプレゼンを仕上げるため一生懸命準備しました。美鈴が丘高校の科学部の学生さんは、発表原稿をスマホのカメラで撮り、修学旅行中でも最後まで発表練習に励みました。いよいよ発表です!
『 大切なペットの見守りロボット「のこのこ」 』
10月1日付け中国新聞
「ペットの見守りロボット製作 美鈴が丘高の科学部 校内で飼育のカメ24時間観察 広島市佐伯区」
県立技術短大の学生は、天井を清掃するドローンロボットを発表しました。発表中にユーモア等も交えながら、会場の雰囲気を味方につけた内容は、高校生にはとても真似が出来ない素晴らしい発表でした。技術短大の学生の発表後は、緊張した会場の空気さえ、明るく楽しい雰囲気となり、指導してきた教員は大変誇らしい気持ちになりました。
美鈴が丘高校の発表者も練習の成果をいかんなく発揮しました。5分以内に発表を完璧にやり遂げました。内容は、中国新聞の取材も受けた「学校の飼育動物を見守るロボット」です。『制御にラズベリーパイ(小型コンピュータ)を使用して、Webカメラで24時間いつでもスマホ、タブレットの画面で見守ることができます。夜の暗い教室内でも赤外線LED利用のナイトビジョンで、昼間のように飼育動物を見守ることができます。さらに、遠隔操作で自動給餌機能を完備。スマホ、タブレットで飼育動物の様子を確認しながら、遠隔操作で双腕ロボットでエサやり、清掃もできます。飼育動物のカメが4原色見えることを利用して、紫外線で食べ残しのエサにも誘導します。カメが低周波数の音を利用して仲間と会話する習性も利用します。AIロボットが低周波数の音源でカメと会話して楽しいお食事タイムを実現します。将来的にはAIの画像診断でカメの病気も早期発見する上に、深層学習でカメとの会話さえ可能になります。カメとの会話はカメの研究者の間でも将来的に可能であるといわれています。ディズニーシーのタートルトークが実現します。YouTuberやインスタグラマーに会話するAIロボットを使用してもらい、飼育動物との会話を動画発信してAIの成長も早めます。ロボットの名前は飼育しているカメの名前から、見守りロボット「のこのこ」です。「のこのこ」は「ワンワン」「ニャーニャー」など他の動物にも応用が可能です。未来の産業ロボットとして、AIであらゆる動物の会話を可能にしてアニマルセラピー等の医療や福祉にも貢献する産業用ロボットの活用方法です。』
美鈴が丘高校の発表が終わると会場中が揺れるくらいの拍手喝采となりました。審査員のコメントで「これが実現したら、本当にすごく売れると思います」と言われて美鈴が丘高校の発表者の学生も、やり切ったという達成感で一杯のようでした。
いよいよ表彰式が始まりました。今まで2人を指導をしてきた者の気持ちとして、どちらも受賞して努力が報われて欲しいと願っていました。
結果は…、みごとに美鈴が丘高校は優秀賞(準優勝)、県立技術短大は審査員特別賞を受賞することができました。
舞台に上がった2人のはじける笑顔が見ることができたので、努力してきたことは必ず報われるのだと胸が熱くなりました。
この大会の経験が、2人の学生の今後に役立つことができれば本当に幸いです。
大会を経験した科学部の生徒の成長を見ることが出来ました。すぐに気持ちを切り替えて、後輩達に来年の大会に向けてアドバイスをしていました。生徒達の成長の伸びしろは無限大です。今後も短大と美鈴が丘高校の科学部の活動に御期待ください。
来年に向けて、今度は優勝を目指して準備を進めていきたいと思います。