12月12日に株式会社ヒロテックの小枝さんと田中さんが当校を訪問してくださいました。

ヒロテックってこんな会社

株式会社ヒロテック人事担当小枝さんより会社紹介がありました。
ヒロテックは、広島市佐伯区石内南に本社を構える自動車部品メーカーで、主な事業内容は自動車用ドアや排気系部品の設計・製作です。また、これらの生産に必要な金型や組立ラインの設計・製作も手掛けています。

主な取引先であるマツダとは深い関係があり、なんとマツダ車のドアは100%ヒロテックが供給しているそうです。

当校の卒業生田中さん（左）と株式会社ヒロテック人事担当小枝さん（右）

同社は「自社で使う設備は自社で作る」という信念のもと、金型や設備の設計・製作も行い、全工程を自社で賄えることが強みだと語られました。また、ヒロテックは国内外の自動車メーカーに製品を供給するグローバル企業であり、欧米にも複数拠点があるとのこと。学生たちも興味深く耳を傾けていました。

自社で使う設備は自社で作る」がヒロテックの方針

さらに、ヒロテックでは新入社員に対して9ヶ月間の研修を実施しており、田中さんもその研修を受けている最中です。この長期間にわたる研修は、社員がしっかりとした基盤を築くための重要なステップであり、田中さんも研修後に配属部署が決まる予定だそうです。

ヒロテックの新入社員研修はなんと９ヶ月！

後半は、田中さんへの質問コーナー

後半は、先輩である田中さんへの学生からの質問タイムとなりました。以下はそのやり取りの概略です。

Q. 学校で学んだことは役に立ちますか？

A. 学んだことを活かせる職場はたくさんあります。その中でも、私は制御系の部署でこれまでに学んだことや経験を活かしたいと思っています。

Q. 来年から就職活動が始まりますが、企業選びのアドバイスやコツがあれば教えてください。

A. 受ける企業について、事前にホームページを見て、どのような事業を行っているのか、会社の拠点がどこにあるのかを理解してから面接に臨むと良いと思います。また、私は福利厚生を重視して企業を選びました。年間休日数や有給休暇の取りやすさも大切なポイントです。会社の雰囲気が柔らかい感じだったことも選んだ理由の一つです。

学生から先輩への質問コーナー

自分の就職活動の体験を語る田中さん

最後に、小枝さんから「ヒロテックには田中さんに加え、広島県立技術短大から来年入社予定の社員もいますので、毎年入社が続くといいなと思っています。ヒロテックを知らない方も半分くらいいましたが、これを機に名前だけでも覚えていただけたら嬉しいです」とお話がありました。