広島県立技術短期大学校

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ロボット🤖とAI🧠が夢の対決!「オセロ対戦ロボット」の秘密に迫る! 👀

 

こんにちは!

今日はロボットやAI(人工知能)に興味がある高校生の皆さんに、本校の先輩が製作した、おもしろいプロジェクトを紹介します!
それは、なんと「オセロ対戦ロボット」!🎉



オセロロボットってどんなもの?

このプロジェクトは、人間と協力して作業する協働ロボットを使って、オセロを自動でプレイするロボットを作っちゃおう!というものなんです。
カメラで盤面を見て、AIが「次の一手」を考えて、ロボットアームが正確に駒を置く…
まさに未来のゲームセンターがやってきたみたいだと思いませんか? 🎮🤖✨

ロボットは盤面をどうやって見ているの?

ロボットがオセロの駒を認識するために、高度な「画像判定技術」が使われています 📸

  • テンプレートマッチング
    あらかじめ黒や白の駒、空のマスなどの「お手本(テンプレート)」をロボットに覚えさせておき、カメラで撮影した盤面の画像と照らし合わせて、どこにどの駒があるかを識別します。
  • グレースケール処理
    色の影響を受けずに、駒の明るさ(濃淡)だけで形を判別するために、画像を白黒の濃淡で表現する「グレースケール」という処理を行います。これにより、駒の識別がしやすくなるんです!✨

最初は黒い駒と緑色の空きマスの区別が難しかったそうですが、黒い駒にマスキングテープを貼ることで、見事に解決したそうですよ!💡

AIが「最強の一手」を考える! 💡

このロボットのすごいところは、ただ駒を置くだけじゃない、ということ。AIが「ミニマックス法」というアルゴリズムを使って、人間のように次の手を考えているんです。

ミニマックス法は、「相手が最も良い手を打ってきた場合、自分にとって一番良い手はどれだろう?」と考えて、常に最適な一手を選ぶ方法です。
AI の強さは調整できるので、初心者から上級者まで、色々な人と対戦を楽しめます💪

ロボットを動かすプログラミング!💻

AIが考えた手を、ロボットアームがどうやって正確な位置に駒を置くのか気になりませんか?

パソコンの Python というプログラミング言語からロボットに指示を送っています。ロボットの正確な動きを実現するために、オセロ盤の四隅の座標を計測し、そこから1マス分の移動量を計算。
AIが導き出した「駒を置く位置」の座標にロボットアームを正確に移動させています。すごいでしょう?✨

製作を通して学んだこと、そしてこれからの課題 📝

製作した先輩は、このプロジェクトを通して、モノづくりの楽しさだけでなく、期限がある中で試行錯誤することの大変さや、妥協点を見つける大切さも学んだそうです。

現在、AIと対戦できるシステムは完成していますが、ラズベリーパイとの通信の安定性や、電磁石での駒の反転、駒の自動供給システム、そしてより分かりやすい操作画面(GUI)など、まだまだ改良の余地があるとのこと!これから後輩たちが引き継いでどんな進化を遂げるのか、楽しみですね!🚀

みんなも挑戦してみない?🌟

情報処理やロボットに興味がある高校生の皆さん!

「協働ロボット」や「AI」は、製造業や医療、教育など、私たちの身近な社会の様々な場所で活躍し始めています。

このようなプロジェクトを通して、ものづくりの楽しさや、技術が社会に与える影響を実感することができます。

こんな技術短大の次回オープンキャンパスは 7/24!
学生が企画するオープンキャンパスです!!
もし興味を持ったら、ぜひ広島県立技術短期大学校で、皆さんも「未来を創る技術」を学んでみませんか? 🎓💡

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