広島県立技術短期大学校

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制御技術科の活動リポート「大会参加報告をしました。”2021 Ene-1 Challenge”」

制御技術科の学生たちで活動しているEv-Projectのメンバーがこの夏に出場した「2021 Ene-1 Challenge」大会の参加報告をご協賛いただいた三光電業(株)様,(株)インタフェース様,西川ゴム工業(株)様の3社に行いました。当校では,自主的な学生活動を支援するため,ご賛同いただいた企業から協賛金を募り,各種競技大会出場に必要となる学生個人の交通費や宿泊費に充てています。

今回は三光電業(株)様,(株)インタフェース様の2社を直接訪問して参加報告を,さらに西川ゴム工業(株)様はTV会議システムを利用したオンライン形式で参加報告を行いました。

学生たちは大会当日の様子や走行結果,また実感した成果や今後の課題などを報告資料や動画を使いながら説明しました。

三光電業(株)様の技術系の社員の方から専門的な質問があり,モータの材質や特性など学生たちがこだわって製作してきた部分を説明したり,(株)インタフェース様では鈴鹿サーキットをよく知る役員の方に難所コーナーや坂道の攻略についての苦労を共感していただきました。

(左の写真:三光電業(株)様で報告する学生の様子,右の写真:(株)インタフェース様で報告する学生の様子)

 

西川ゴム工業(株)様とオンライン形式の報告では,学生たちが得たノウハウを後輩たちに引き継いでいくことの重要性やコンセプトを明確にして製作すること,さらに目標値を設定して評価することなど,ものづくりに必要とされる要素を企業目線からアドバイスしていただきました。

(下の写真:西川ゴム工業(株)様とオンライン形式で報告する学生の様子)

学生たちは企業への参加報告によって「2021 Ene-1 Challenge」大会で得られた経験や喜びだけでなく,自分たちを支援してくれる企業の存在があり,協賛金をいただきながら大会に参加する責任や重みを実感できたと思います。

引き続き新型コロナの影響もありますが,学生たちはこうした発表の場を通してTV会議システムを上手く使いこなせるようになってきました。今後,制御技術者としてデジタル技術の活用スキルがますます求められます。

 

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