広島県立技術短期大学校

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制御技術科の活動リポート「たくさんの秋を体験しました!」

秋は「芸術の秋」「スポーツの秋」など,様々な活動するのにとてもよい季節です。

この秋,制御技術科の学生たちが陶芸体験とボーリング大会を行いましたのでその様子をリポートします。

午前中の陶芸体験ですが,広島市内で陶芸教室を開いておられる陶工房ろくの方に指導をしていただきながらお皿やカップを製作しました。

陶芸に使用する土の特徴や扱い方について説明を聞いた後,早速各自の作品づくりを開始しました。

(下の2枚の写真:陶芸に使う土の産地紹介や扱い方等の説明の様子)

 

手の温もりによって土の乾燥が早まってしまうため,あまり触れ過ぎるものよくないようです。

あらかじめ頭の中でイメージしておいた形になるよう指で押し広げるように造形していきます。

(左の写真:講師の実演,右の写真:造形作業の様子)

 

陶芸では作ったものを焼くと元の形の約8割ほどの大きさになるため,出来上がり具合を予測して少し大きく作ります。

反面,土を広げすぎると厚みが薄くなり焼いた時に壊れてしまうこともあります。

どのくらいまで押し広げていくか,見極めが大切です。この過程がなかなか難しくもあり面白いところです。

(下の2枚の写真:カップや器の形が出来上がってきたところ)

 

造形が整ったところで,竹串を使って絵や文字を描きこんでいきます。

(下の2枚の写真:思い思いの絵を描いている様子)

 

それぞれのセンスを発揮して,世界にたった1つしかないお皿やカップが出来上がりました。

後は陶工房ろくさんの手によって,乾燥や削り,釉薬を塗って焼くといった残りの作業が行われ完成します。

(下の2枚の写真:学生の製作品)

 

いつも学生たちは精度や正確さを意識しながら機械設計やプログラミング技術を学んでいますが,今回の陶芸体験によって計算では求められない造形の美しさや楽しさがあることを知る貴重な機会となりました。

ひと月半後,どんな作品に仕上がってくるか楽しみです。

午後からはジ アウトレット広島に移動してボーリング大会です!

1,2年生混合で4人一組のチームを作り,チーム戦で点数を競います。ボーリングの経験が少ない学生が多く,どう投げたらいいか試行錯誤しながら投げているようでした。日ごろの授業とはまた違った雰囲気で,楽しく心地よい汗を流しました。

(下の2枚の写真:プレイ中の様子)

 

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