７月27日，28日に広島産業会館で開催された第17回若年者ものづくり競技大会「メカトロニクス」職種に制御（システム）技術科の学生２名が出場しました。

このメカトロニクス競技は，20歳以下の学生たちが実際の生産現場を想定した競技用FAモデルを用いて，知識と技術とチームワークを競います。

当日発表される課題に２人１組のチームで生産設備を改造し，製品を確実に生産・検査・搬送するプログラムを作成して課題の仕様通りに動かす技が求められます。

競技は第１課題と第２課題で構成されており，それぞれの組立や動作の完成度で競い合い，総合得点で順位が決まります。

この種目は全国から26チームが参加し，当校の学生たちは，初参加ながらもこれまで放課後の時間を使ってコツコツと練習した成果を発揮しました。

当校の選手たちは設備の改造に時間を要したようですが，参加したチームの中でも比較的早く第１課題を完成させ，続く第２課題に取り組みました。

しかしながら，競技時間内に第２課題を完成させるに至りませんでした。競技終了後，他のチームの完成状況から「もしかしたら入賞（６位まで）するかも。。」と淡い期待を持って結果を待ちましたが，あと一歩届きませんでした。

しかし選手たちは，２人で協力して息の合ったチームワークで課題にチャレンジしている学生たちの姿に，この半年間の大きな成長を感じました。

競技大会参加に際して，多くの方々から声援やご協力をいただき大変ありがとうございました。

来年度は静岡県で若年者ものづくり競技大会が開催される予定ですが，その大会に向けてさらに準備を進めていきたいと思っています。